DCT – キャリアコンサルのプロフェッショナル

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COLUMN

【数字で知るDCTと転職活動】

当社が転職エージェント業、正式には、有料職業紹介事業の許可を得てから、もうすぐ早11年半を迎えようとしています。
時を同じくして転職エージェント業をスタートさせた同業他社さんの中には、どんどん大きくなられて、上場を果たされている会社さんもいらっしゃいます。
そんな中、当社は、当初から上場はもとより、大きくなることに、決して肯定的ではなかったとは言え、“知る人ぞ知る”どころか、“知る人を知らず”とばかりに、全く知名度は高くなく、“DCT”という名称がゆえに、“コンサル”というキーワードと合わせ、“DTC(=デロイト トーマツコンサルティング)さんなんですねー”と早とちりや間違えられることも度々です・・・

そこで、今回、様々な角度での数字を用いて、当社を知ってもらい、それと同時に転職活動の実態も知っていただければと思います。

『67.6名』
こちらの数字は、当社のキャリアカウンセラーひとりあたりが1年で初めて相談を受ける方の平均人数です。換算すると、ひと月に5~6人、週に1人強、新しい転職候補者の方に出会うといったところでしょうか。
おそらく、大手の転職エージェントさんに言わせれば、「それでよくやってられるな」と言われてしまうような低水準だと思いますが、おひとりおひとり丁寧にキャリア相談にのらせていただいているつもりなので、悪くない数字だと思っています。
こうやって、初めて相談を受けた方のうち、本格的に転職活動をサポートさせていただくことになる方が何割かいらして、定常的に実施させていただいている転職をサポートさせていただきご入社された方々の入社後のフォローも踏まえると、常に、同時並行で7~8名の方の転職サポートを実施させていただくのが最大瞬間風速的に程よいような気がしています。

『211名』
こちらの数字は、当社がこれまで転職をサポートさせていただき、弊社経由で転職を決められた方の人数です。
いわゆるビジネスになった人数ということになり、当社の経営にあたっては大切な数字ではありますが、キャリアカウンセリングをさせていただき、現職への残留をおススメすることもございますし、他エージェントさん経由でアプライされた企業がベストと一緒に判断することもあることも踏まえる、ビジネスにならなかったことよりも、キャリア形成に少しでもお役に立てたかが重要なので、先程の毎年初めてお会いすることになる『67.6名』のうち、何名の方に「ありがとう」とおっしゃっていただけ、長いお付き合いになっていけるかの方が重要と思っています。

『1,107万円』
こちらの数字は、当社が転職をサポートさせていただき入社された方々の平均決定年収です。国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」によると2023年の日本人の平均給与は460万円ですので、給与水準が高いコンサルティング業界を主戦場としている当社であっても、かなり高い水準と言えるかと思います。
一方で、転職マーケットで、いわゆるハイクラスと呼ばれる人材のみを当社が扱っているというわけではなく、決定年収は過去実績で3,500,004円~53,000,440円となっていますので、コンサルティング業界で言うところのジュニア層~パートナー層まで幅広い層の方々をサポートさせていただいています。
なお、当社のキャリアカウンセラー毎の決定年収のポートフォリオは、こちらからご確認ください。

橋本 敏孝|DCT – キャリアコンサルのプロフェッショナル
谷河 洋崇|DCT – キャリアコンサルのプロフェッショナル
柳 祐人|DCT – キャリアコンサルのプロフェッショナル

『316.5日』
こちらの数字は、面談等で初めて接点を持たせていただいた日から、その方が当社経由でご入社されることになる企業からのオファーを受諾されるまでの平均日数です。
自社以外のデータを持ち合わせていないので、これが長いのか、短いのか分からないのですが、自己評価としては悪くない数字だと思っています。
当社は、“転職させ屋”ではなく、キャリアカウンセラーであると自負していますので、面談にあたっては、おひとりおひとりのキャリアに関するお悩みに寄り添い、転職への温度感を尊重するため、最終的に、現職への残留をおススメすることもあれば、他エージェントさん経由でオファーを受領した企業をおススメすることもあります。
それゆえに、長いお付き合いになるケースが少なくなく、この『316.5日』という平均日数は、長い方で1,783日と5年弱となっており、3年超の方が約8.3%もいらっしゃいます。
よく「今すぐの転職は考えていないのですが、それでもいいですか?」と聞かれるのですが、この数字が証明しているように、勿論ウェルカムですので、是非、ご連絡ください。
なお、1回目の面談からオファー受諾まで最短で38日という方がいらっしゃったり、40~60日もボリュームゾーンのひとつになっており、今すぐにでも転職されたいという思いをお持ちの方も多数サポートさせていただいていますので、そのような方からのご相談もお待ちしています。

『83.6日』
こちらの数字も、転職希望者の方々が気になる数字かと思います。
よく「今のプロジェクトが終わる来年の○○月(例:半年後等)まで転職出来ないのですが、それでも大丈夫ですか?」といった質問も受けますが、こちらの数字はオファー受諾から入社日までの平均日数です。
83.6日ですので、3か月弱となり、社内規定で退職日の1か月前までの退職表明を求めている企業が多いことを踏まえますと、モデルケースとしては、8月上旬にオファー受諾の上、現職に退職表明され、9月下旬を実質的な最終出社日とし、有給休暇を消化され、10月末退職、11月入社といった感じでしょうか。
先程の1回目の面談からオファー受諾までが40~60日というのがボリュームゾーンのひとつということと合わせますと、転職活動開始から転職まで4~5か月というのがモデルケースかもしれません。
ちなみに、コンサルティング業界のパートナー層を中心に、現職で抱えていらっしゃるお仕事が多く、その整理に時間がかかり、最長で226日と7~8か月かかっている方もいらっしゃるので、ご事情がある場合は、企業側と交渉させていただきますので、ご安心ください。

『2.2社』
こちらの数字は、脚注にもあるように、創業以来の全ての活動データを取得することが難しく、当社の代表取締役 橋本の直近5年間での実績に基づく集計であり、橋本のスタンスゆえにより少な目に出ているかと思いますが、当社がこれまで転職をサポートさせていただき、弊社経由で転職を決められた方がアプライしたポジション数になります。
コンサルティングファームは、似たようなビジネスモデルのもと、似たような組織体制で、似たようなポジションが存在しているように見えるので、「軒並み行けるところは行きましょう」という提案をされる他エージェントさんもいらっしゃるかもしれません。
勿論、そのやり方も一理あるかとは思いますが、ビジネスモデル × 組織体制 × ポジションに対し、さらに、転職希望者それぞれの思い(≒悩みやご希望) × 企業文化 × その他(例:リモートワーク割合を含む働き方、海外勤務の実現性、プロモーション機会の違い等)を掛け合わせると、キャリアの方向性がしっかり見えている方については、自ずと本命は1~2社に絞られてくるように思います。
勿論、興味が少しでもある企業のお話しをその企業の方から直接伺うことが出来るということは、ましてや競合他社であれば、転職活動ならではであり、とても貴重な機会になるので、広く色々な企業にアプローチすることを否定するモノではありません。一方で、あちこちに選考履歴を残すことは、長いキャリアを考えると、いつまた、その企業に対し、本格的な転職活動でアプローチするかもしれないことを考えると、あまり得策ではないので、単なる情報収集であれば、当社の場合は、各ファームの現場に、コンサルティングファーム所属時代の後輩を始め、知り合いを多数いらっしゃるので、非公式にお引き合わせする等も出来ますので、そのような使い方をしていただければと思います。
なお、思うように結果が出ず、10社目にして納得の行く転職先を見つけられた方もいらっしゃり、心が折れそうになる局面でも、とことんお付き合いさせていただきますので、ご安心ください。

今回、当社を知っていただくと共に、転職活動の実態のイメージアップの一助になればと思い、様々な数字を紹介させていただきましたが、他にも知りたい数字があれば、可能な限り開示していければと思っておりますし、秘匿性の高い情報であっても、個別にご回答させていただくことも出来るかと思いますので、何かあれば、いつでもご連絡ください。